2010年12月26日日曜日

【思いつきカタログ(?)】電柱発電ステーション


絶対、どなたか考えられてて、試算もされているんだろーな、
とは、思ってます。
けど、車で走る度に、今の日本の街中で、
日照と風通りは、道路上が一等地だなぁと、
なにか使えないかなぁ、と、
思ってしまうのです。
「電柱地産発電→大規模発電所開発の悲劇無くす...」
って、なりませんかねぇ...。

2010年12月12日日曜日

逝くヒトを送るということ

今日、それぞれ友人のところで、
新しい命を抱えた門出の祝いと、大往生の訃報が同時に。
つい、”リレー”だなぁって思ってしまいます。

お疲れ様でした。お幸せに!

いつの間にか、結構な数の皆さんを、見送ってきたみたいです。
身内、親戚、友人、兄弟のようだった犬、猫、お世話になった方々...

以前は、訃報に接する度、落ち込むというか、
なにか身悶えするような悔しさと、喪失感がないまぜになって、
必ず、少しの間、
やりきれない気持ちを引きずって過ごしていました。

もっと何か話を聞けたはずだったんじゃないか
もっと会って、笑って過ごす時間が取れたんじゃないか
もっと何か...

罪悪感にもちょっと近い感覚。

でも、亡くなったヒトの人生の全てを、受け取ってみる事なんて
不可能なんですよね。今頃気づいたけど。
人生の器は、自分一人分しかないから、
他人様の人生全てを受け入れることはハナから無理な相談だったんです。
それを悔しがっていたような気がします。

だからこそ、そのヒトと自然に共有できた時間
会えた時間
話せた時間
伝え合えた事ども
などなど...それ以上を望むのではなく、
戴いたものを大事に、自分を培う宝物として、
心底感謝して別れる事にしました。

それでも、喪って空いてしまう空間の寂しさだけは、
どうしようも無いのですが。

2010年12月10日金曜日

THE BIG ISSUEのこと

”フラッシュリーディング”だったろうか。大量の情報を受け入れるのに、集中して、でも1ページ1秒程度で”見る”読み方。
そんな読み方でも、脳はイメージを記憶するので、強く必要になった時に、潜在的に取り出せる...らしい。

「積ん読」にまみれて久しいのだが、今日の帰りは久しぶりに資料を読まずに良くなったので、10/15版の「THE BIG ISSUE」を読んでいる。読みながらイメージしたのが、冒頭の”フラッシュ...”だ。
まずは、潜在意識に取り込んでおくのだ。と。

この雑誌は、ホームレスの自立支援を目的に刊行されており、原則として販売員登録したホームレスの皆さんからしか買えない。三鷹では、運良く販売員さんに出会えた時にしか買えなかったが、職場が新宿になり、晴れていれば大抵買える様になった。

つい買ってしまうのだ。「積ん読」にまみれているくせに。

面白いから。

巻頭の、芸能人インタビューなど、売らんかな(否定はしません。商売ですからね。)...のスポンサー配慮に溢れた紙面と違い、さっぱりした歯切れのいい記事が心地よい。

隠れたクリエイターの仕事ぶり、の連載や、テレビの裏話なども辛口で面白い。

その歯切れの良さは、この雑誌の中心記事となる「社会問題」テーマになると、むしろ凄みを伴ってくる。
思わず身構えてしまう「ホームレス」「貧困」、「格差社会」「子捨ての連鎖」「虐待」などなどのキーワード...。ときに想像を絶する事態を、淡々とすっぱり書いてしまう。

そこに、真実味と凄みを感じてしまうのだ。

迷路の様に入り組んで、シンプルには救いようの無い数々の事象たち。どれも、ちょいと手を出せばどうにか出来る問題じゃない。

気が滅入るハナシだけど、でも”おののけ!” ”おびえろ!” ”焦れ!”などとあおらず、
”淡々”と書かれると、取りあえず事実として、まずは知るだけ知っておこう、と、冷静に受け止められる。

まずは、潜在意識に格納しておこう、と。

”今すぐ、◯◯をしてください!!”というあおりは無い代わりに、じっくり潜在意識に浸透させて行く。充分読ませる紙面がそれを実現している。と、思う。
敬遠されがちな社会問題の、”フラッシュリーディング”を。

確信犯?

出版、文筆の世界には素人なので、笑止かもしれないですが...。
でも、きっとまた買う。(笑)

2010年10月30日土曜日

【思いつきカタログ】ソーラークッカー

ふと思い付き。森林保護や被災地で役に立てばいいな、と。誰か作りませんか?(笑)

2010年10月17日日曜日

盛岡・櫻山のこと #sakurayama

櫻山の居酒屋”MASS”

”永年の、煙草のヤニと珈琲染みを、
毎日丁寧に磨きあげてきたバーのカウンター”
みたいな、盛岡の唯一無二の飲み&商店街、櫻山地区。

今、突然降って湧いたような騒動が持ち上がっています。

あまり、主義主張を広言するのは得意ではないのですが、
比較的、頻繁に遊びに行く県外者の視点として、
以下の文を、盛岡観光コンベンション協会様にメールさせて頂きました。

ちゃんとお読み願えた由、返信も頂いております。

現櫻山存続を頑張っておられる皆様に、微力ながら、
一県外者の意見も参考になれば幸いと思い、アップしてみます。

...気持ちよく飲みたいな〜!

以下本文

盛岡観光コンベンション協会 観光部 様

初めてお便り申し上げます。東京在住の【本名にて割愛】と申します。

先日来、盛岡・櫻山神社の参道の商店街エリアについて、
現状のお店を撤去し、
・藩政時代の勘定所を復元
・物産販売所を建設
する由、お伺いしております。

残念ながら、上記が実現した暁には、
わざわざ盛岡観光に足を運ぶ魅力は半減以下になる旨、
一言申し上げたくメールした次第です。

観光者の視点からの、盛岡の最大の魅力は、
・県外観光客に媚びない、地元目線の「生きた街」を感じること。
・地元自力で培って来た歴史を感じる街であること。
に尽きると思っており、
そのもっとも色濃く集まっているエリアが
櫻山界隈である事に間違いありません。

残念ながら、今回の計画では、
・既に失って3桁の年を経た勘定所を復元しても、
   継続維持した建物でもなく、何ら魅力が無い事。
・物産販売所なら、すぐ近く、中の橋の開放的な場所に”おでって”があり、
飲食については現状の”白龍”や”リーベ”など老舗店の方が、遥かに魅力的で、
代わりの無いものであること。
から、観光客には失うもの以外無い事を申し上げます。

むしろ、失われたままの南部公の銅像を復元されるとか、
大沢川原地区の、変わり失いつつある鍛冶店、馬具店近辺の
”町並み/風情の保存”などを断行される方が、
県外者としては、盛岡市政執行される皆さんに
喝采を申し上げたくなるものです。

盛岡の、他では失ってしまった”佳きもの”を、
変えずに、そっと、整え維持する、
素敵な施政をしていただけたら、幸いです。

県外者が余計な事とは思いますが、盛岡を好きで通うものからの視点を、
一言申し添えさせて頂きたく。
(文化庁の予算は国税ゆえ、無関係でもないですね!)

一読いただけましたら、貴重なお時間いただけた事に
誠に感謝申し上げる次第です。
ありがとうございました。

2010年10月4日月曜日

東北のこと


GWの東北ツーリング以来、
気づいたら毎月のように
東北に行っていることに気づきました。

5月;恒例のMORIOKA EXPRESS(笑)で登米、盛岡、福島(吾妻)に。
<岩手山・東北道>
6月、Book Book Sendai で仙台に。
7月末日と8月初日(ちょっと無理矢理ですが)、さんさ踊りの盛岡に。
<さんさ踊りパレード>
そして、来週の3連休、初の秋盛岡に。いくのだ!

2004年、東北ツーリングの行き先を選んでいる時、
の舞台のひとつ、盛岡を見てみたいと思ったのが始まり。
夫婦二人とも、盛岡に縁も所縁も持っていないけど
泊めていただいた熊ケ井旅館さんがあまりに素敵で、
それからずっと、GWツーリングの目的地は盛岡になりました。

そんな、”盛岡中毒”を見て?
友人夫婦が、僅かで貴重な彼らの休みに
”一緒に盛岡に!”
と、案内を仰せつかり...。
最近はtwitterのおかげで、自分たちの中で、
更に厚みを増してきた盛岡、今度はどんな旅になりますやら。

また、お邪魔します!


2010年8月10日火曜日

御巣鷹山のこと



群馬県上野村・慰霊の園。
1985年8月12日夕刻、JL123羽田発伊丹行きB747SR-JA8119
満席のジャンボジェットが墜落し、想像を絶する地獄を作り出した場所の麓です。
最後まで身元が判定できなかった、夥しい遺骨が、地元上野村の有志が供出した土地に、慰霊碑と共に眠っているそうです。

ずっと、気になっていた場所、25年目にして初めて参ってきました。

この事故が起きたのは、若干16歳、航空関係に進むことを夢見て進学して2年目の夏休み。
正直に言えば、身内に関係した者も無く、TVのこちらからの傍観者として観ていました。
でも、”夢と憧れの、カッコいい”飛行機、が作り出した
”地獄”
は、ココロの基礎の様な所に、しっかり刻み込まれたようです。

普段の生活の折々にまで、思い出す訳ではないですが、
地上とはいえ、人を乗せて走る製品に関わっているシゴト。
”安全か?”
という問いに直面する度、必ず頭をよぎります。

未だ、原因については、様々な推測があり、明確な真相は判っていないようです。
それによる、いろいろな未解決問題もあるようですが...。
技術者として受け止めるべきなのは、
幾通りもの推測が成り立つ=その数だけの、事故の可能性が潜んでいたということ。
そのどれか、あるいは複数が具現化すると、”地獄”を生み出すということ。
そして、搭乗者以外の犠牲も生み出すということ。
家族、地上クルー、スタッフ、...。

最期まで諦めずにコントロールを試み続けたクルーのこと。
他にも...学ぶべきことを多く遺してくれています。

若干16歳の秋、クラスメートの写真部員が羽田で撮り溜めていた写真の中に、
機体番号JA8119
を見つけ、学祭展示が終わったあと、全紙サイズに伸ばされたその写真を引き取って、部屋に飾りました。”飛行機屋になるなら、忘れちゃいけない”と思ったので。

結局、今は飛行機屋ではなく、間もなく直接の技術者ですら無くなりそうですが、
刻み込まれた
”JL123のこと”
は、忘れることは無さそうです。

ここで見る青空は、言葉通り目に沁みます。

※当時の年齢に記憶違いがあったので訂正しました。歳、とったんですねー(自分)...。

2010年5月22日土曜日

#mex6 衣川の柵のこと


百聞は一見に如かず。

高橋克彦の”火炎”、”炎立つ”で、ストーリーの起点になった、
”衣川の柵”跡。
阿弖流為が、貞任と経清が、義家が駆けた場所は、
防風林で区切られた、丁寧な造りの畠が連なる
小さな景色でした。

ここが、倭と蝦夷の最前線だった場所。

そして、写真で見上げている先、
衣川を挟んだ南側、すぐ先の丘の上が、平泉・中尊寺。

この両地が、目と鼻の先、歩いたって小一時間の距離だとは!
来てみるまで全然気づきませんでした。

中尊寺は、奥州藤原氏の開祖、清衡が、最初に設けた御殿。
以後、都をも凌ぐと言われた平泉を築き上げることになる。
その起点が、やはり衣川だった事に、
清衡の思いを(勝手に(笑))感じてしまいました。

最後は厨川まで追いつめられ、
滅ぼされた蝦夷の雄、安倍貞任の甥、清衡。
安倍氏が居館を構え、栄華を誇ったのも衣川の館。
遥かな先祖、阿弖流為が戦いを初めた場所。
阿弖流為達の山越えの奇襲の舞台、栗駒を望む場所。

<中尊寺 本殿跡>

中尊寺から、夕陽に暮れてゆく衣川を眺め降ろして、
清衡は何を想ったんだろうか...


安倍貞任の館跡。
まさにそこにお住まいの方が、淡々と、でも誇りを滲ませて、
安倍〜奥州藤原の略史を語ってくれました。

平泉は、まさに三春、花真っ盛り。


#mex6 熊ケ井旅館のこと

岩手県 盛岡市内 中津川と北上川の合流点に近い、路地の奥にある小さなお宿です。
2010
2004年に初めて↓伺ってから、
ツーリングで6回目。さんさ踊りも入れると9回目。
2004
変わらぬ佇まい。いつもと同じ場所に、いつもと同じ様にバイクを停めさせてもらいます。
変わらぬようで、それでも時は経ち、少しずつ。
宿のアイドル、ゴン太君も世代が代わり、
2005
2010
マスターが宿に戻り、食堂がリニューアル。
食事だけでもokの”熊ケ井旅館食堂”がオープンし、
(お酒も料理も絶品!)
2009
そして今年、”若女将”(本人曰く”見習い”)にお会いしました。
...”どんど晴れ”、みたいになってきた?(笑)
2010若女将お薦めの一品(笑)

毎年、GWのツーリングの帰りに、必ずいただいて(おねだりして)帰る
”ばっけ(ふき)味噌”、
今年は女将お手製から、マスターお手製に。
味の違いははっきりあるのに、共通の風味が。
親子の絆?(^-^)
2010
今年も伺えて良かった!
最近は常連さんにも顔を憶えていただきつつあり...。
そのうち、ただ、”飲み”にだけいってしまいそうな予感が。
500km先だって事を、忘れないようにしよう。
いや、いっそ、忘れちゃおうかな(笑)

2010年4月9日金曜日

MORIOKA express #6 始動!

今年も、
もうすぐ、また、盛岡に。
”お山”、岩手山に会いに行きます。
熊が井旅館の皆さんにも!
今年も、行けます。きっと。
感謝。

6回目、始動!

今年は、”虎の巻”を入手!
カミサンが、盛岡に特化したミニコミ紙(上質!)をゲット!
行きたい場所・店が増えて困ります。
滞在時間は限られてるし、
顔見せたい場所も、ちらほら出来てきてるし・・・。

ま、バイクじゃなければ、もっと時間は使えるのだけど、
そーゆーわけにゃ、イカンのです!

体力回復、バイク整備、ギヤ類メンテ、・・・やる事いっぱい。
今年は・・・
三鷹〜登米〜盛岡(2泊!)〜福島〜三鷹
宿は決まったけど、さぁて、どこを周るのか?

2010年3月30日火曜日

落としたのは金の爪?銀の・・・鐵の硬いやつで、ひとつ。

なにやら、ここの所、空転気味にシゴトが忙しいのです。
なにかと期限が集中して・・・って、
もともとキャパを超えた数のプロジェクト進行の上に、
”規定の年休取得必須!”とか、”年間残業時間超過厳禁!”
とかで、正社員の皆さんが居ないし、
”金曜日は定時退社厳守!事務所閉め出し!”
のおかげで、毎土曜日、自主休日出勤だし。
何か、間違ってきてはいませんかねぇ・・・。

と、そんな世知辛いハナシは忘れて、三鷹・星と森と絵本の家。
井戸掘り隊参戦記。
とうとう水の気配が!


ビットを引き上げると、しっかり濡れた砂利が上がる様になってきました!
やる気でます!

ソーラークッカーで煮込んだカレーで腹ごしらえ。
レインワールドの中山さんが、ヨシダ井戸掘り隊長(中一)に、
”水がでたら、カレーをごちそうするよ!”
の、約束のカレー。
美味!

んで、
勢いこんで、ぐるぐるやってたら、事件が!!

先端のビットの爪が、片方折れて井戸掘り穴の中に・・・。
井戸の女神様、どうかお返しいただきたく。
・・・できれば鐵のやつで。

その直前にも、オトナ5人で力任せに掘り込んでいたら、
シャフトを捩切りそうになるし。

既に11mを超える難工事。
機材にも、いろいろ疲労がでてきています。
玉石ばっかりだし。衝撃きついのかなぁ。
他のビットの爪の付け根にも、亀裂がみつかりました。
ちょっと意気消沈で、この日は終了でしたが、
今後も続けて、やり抜くとのこと。
良かった!

次の週は、”絵本縁日”イベントで、
ソーラークッカー”お日様カフェ”を開業されていたそうな。
行けなかったけど、笑顔満載!

ちょっと休養モードの日曜日、ひと月ぶりの”チカぱん”!
今月は、たっぷりのドライフルーツをいれて、
みっしり焼き上げたパン。
超好き系!
またまた美味しくいただきました。
やっぱり、美味しいもの食べると、元気、湧きますね。

おいしいパン、おいしい食事、感謝です!
・・・もちろん、欄外の酒(たち)にも!


2010年3月17日水曜日

さよならの年

前々から、風の便りには聞いていたけど、
今夜、ふと気になって調べてみた。

この3月、母校の小学校と高専が、同時に姿を消すことに。

高専は、もう卒業当時の姿は全て無くなっていて、
新校舎・新校名になっているけど、
今年、最後の”航空”の後輩を送り出す。

小学校は、廃校して解体撤去され、都立公園になるそうな。

いろいろ、思い出しますね。

いろいろ・・・

ありがとうございました。

両校に、感謝しています。


2010年3月14日日曜日

三鷹・星と森と絵本の家 庭作りプロジェクト

雲ひとつ無い、春の初めの三鷹・国立天文台。
レインワールド・中山さんのソーラークッカーが、
音も立てず(当たり前ですが)に、お湯をチンチンと沸かしています。
このお湯でいれた”香味焙煎”、やけに美味しかったな。

星と森と絵本の家・庭作りプロジェクト”ボランティアに、また参加してきました。
昨日〜今日は、池(ビオトープ)つくりの佳境だったようで。
今日やっと、池にまつわる構想を聞いたのですが、
”雨水を溜めて、太陽光発電の電力で汲み上げ〜水量管理する”
という、先進的システムを、
自由参加ボランティア主体で作っていたのですね。

昨日は、ソーラーポンプの設置や、配管、配線だったのかな。
休日出勤の為不参加にて、詳細知らず・・・むむ。

今日は、池本体の施工。
やはり手作りが基本。手掘りして、手で(石でもって)突き固め、
脚で練った粘土を塗り付け・・・。
とにかく、今日は小学生が働くはたらく!
特に女子!
自分の胸の高さもあるスコップを自在に振り回し、
粘土貼付けの仕上げなんかは、
ちょっとした左官並みじゃないのか?
と思うくらい。

と思って振り向くと、中1ヨシダ隊長が、
これまたオトナ顔負けに、ソーラーパネルの基台を塗装していたり。

しかも、彼らは常に、楽しげに真剣に働くのですね。
勉強になります。
元気、もらいました!
・・・筋肉痛と引き換えですが・・・不惑だし(笑)。
体力、つけよ。



2010年2月28日日曜日

ちりも積もれば。

昨日、ラジオで、東急ハンズのハナシを聞いてました。
”誰もが欲しがるというニーズではなく、
少数の人たちの、少しのニーズが集まって、30年続いてきたお店”
なのだそうです。
なので、メガヒットを狙った品揃えは考えてない。
個人の、”えっ?””普通そんな・・・”というニーズに応えるのが、
彼らの存在意義になっている、と考えているそうです。

例えば、
”食材は切れるけど、子供の手は切れないナイフは無いですか?”
肉が切れるんだから、当然手も切れるでしょ?ありえない!
とは考えず、そのニーズを実現するのは?という発想で、
仕入れ、というより商品開発してしまう。

必ずしも、ニーズに応えられるわけでは無いらしいけど、
先ずはアクションしてみるそうです。
特別、社内ルールがある訳でも無いそうですが。

”屋上で星を見る為に、ヘリコプターのコックピットが欲しい・・・”
なんてリクエストもあったそうで。

小さいニーズでも、”欲しい人は必ず複数いる”んだとか。
だから、ちゃんとビジネスにはなる。

メジャー、マス、マーケットシェア、そしてプライスリーダー・・・
なんかを狙わなくても、
個々の小さいニーズに丁寧に応対し、それを集める事で、
立派にやってる大きな企業があるんだ。

ということに、なんだか安心しました。




2010年2月27日土曜日

井戸掘りからチカぱん・・・いっぱい人と話した日 


”手掘りの井戸掘り”@三鷹・星と森と絵本の家/庭作りプロジェクトに参加してきました。
きっかけは、このプロジェクトに参画されている、レインワールドの中山さんと、
twitterでの会話から・・・。気づいたら、はじめて、”ネットのみ”で知り合った方ですね。
リトスタで知り合った飲み仲間、@kazemimiさんが先に参加し、既に”井戸掘り副隊長”に。
ちなみに隊長は若干中1・ヨシダ隊長。キビシくルールを仕込まれました(笑)。
・・・ぐるぐる、掘削ビットをまわし(バターになりそう(笑))ながら、いろんな話を。
中学生の新鮮な好奇心、労働ハイになりながらの馬鹿話。
残念ながら、実家に行く予定があったので、午前中で撤収。
中山さんに、江川亭の油麺をごちそうになったのですが、店が混んでて席が分かれ、
肝心の中山さんとあまりお話できなかったのが残念。次回また。

午後は、実家で父母とお茶。予定などを確認して、大泉学園の姉に届け物。

着くと同時に姉が帰宅、偶然に驚きながら、更に同時にチカぱんの連絡が!

三鷹に戻り、チカぱんを受け取りにT夫妻宅にお邪魔。
毎度図々しく、パンとコーヒーをいただいて、調子に乗って話を聞いていただいていると、
同じくリトスタ常連のyuriさんが。
顔は何度か会わせてましたが、初めてお話を。面白いです!
って、長居していたら、今度はこいけ菓子店のケイコさんが!
久しぶりにお店以外でお話を。更に長い長居を。
今にして思えば、ちょっとお疲れ気味だったT夫妻には、ご迷惑だったかな。

リトスタが月イチ休みの日曜日、やけにリトスタの常連さんと絡んだ一日でした。

帰宅して、早速チカぱんの、”つぶつぶ三兄弟”をいただきました!

2010年2月7日日曜日

”かいじゅうたちのいるところ”観てきた。

いい天気でしたね〜。
ケロヨン、3立てでひなたぼっこ。
今日は、リトスタでランチ。新人の”ノダミ”さんをぬまっちに紹介してもらいつつ、
昼ビール。”おすぎ”曰く、”昼は・・・こんにちは!ビール!”
可愛いですね、それ。採用!
バイクに乗るには遅い時間、吉祥寺に映画を観に行く事に。

三鷹からとことこ歩きで、
先々週観た”アバター”は、”これでもかっ!”というぐらい、徹底的にCGと3Dのエンタメだったけど、この映画は凄く良くできた”かぶり物”を、最高に人間臭く動かしてました。
”かいじゅう”たちは、本当に秀逸。
エンドロールでは、怪獣役は、声とぬいぐるみ中身さんの二人ずつ(笑)。

ストーリーは・・・ネタばらしにならない様に、ここでは申し上げませんが、
映画館を出てすぐ、吉祥寺の本屋さんの雄、”ブックス ルーエ”さんに直行、
原作の絵本を立ち読みしてしまいました。
え・・・?

でも、とても丁寧につくられた映像が、じわじわと沁みてくる予感がします。

2010年1月24日日曜日

チカぱん”初窯”


リトスタ常連繋がりで、ご案内いただく様になった、
不定期スペシャルベーカリー”チカぱん”。
2010初窯をいただきました。
今回は、”増えすぎたエゾ鹿・食べてあげよう”
キャンペーンで購入した鹿肉で、
妻が2日かけて作ったワイン煮と。
みっしり手作りのパンと、強い鹿肉のマッチングがgoodでした。

そろそろ帰りましょうか。

今日もいい天気でした。

地球が丸く見える展望台、意外にも面白かったです(^^)d。

銚子と言えばカツオ!

Mr. ETC

かわいこぶっても、君が取り立てのプロだって知ってる!

今日は犬吠埼に行こうかと。

思っているのですが、3月の小三治独演会チケット予約開始時間を待ってますf(^_^;

2010年1月23日土曜日

成人式?長いお付き合いで・・・


気がついたら、
就職の年に買ったダウンライナーのロングコートが、もう20年超えに・・・!
”アーサーズ・ビーイング”

北海道・余市で、宇土巻子さんと共に
”アリスファーム”を営む藤門さんが、
セゾンのアパレルさんとの企画でプロデュースしたブランド。
当時は”アウトドア(イメージ)ブーム”だったのだな。
藤門さんも、ニコルさんや椎名さん同様よくメディアに出てったっけ。

このコート、時代遅れ感は、10年以上前から否めないけど、
2月の札幌、大雪の米沢の気温にもびくともしない、超暖か仕様。
着ているとダウンが膨らんで、絵本の”スノーマン”の様に。
ラッシュのバスの中で、隣に立っていた女児に”ふわふわ”と遊ばれました。
当時は、裾を引きずるくらいのロングコートが流行ってた。
(モー娘。はその10年後^^;)
けど、サイズが無くて(身長182cm)、微妙な丈に。
今みるとこれで普通・・・かな。

あ、
更なるロングライフ・クロージングがありました!
”M65フィールドジャケット”
若干高1の初冬、夏に稼いだ初バイト給料を突っ込んで、
仲御徒町の”中田商店”で買った、多分本物。
もう25年の付き合い・・・

初めて稼いだバイト代で、どんな服を買うのかと思ったら・・・
”菜っ葉服かい!”
と、親ががっかり、悲しんでいた。
ごめんね。ファッションはよく解らん子供なのだよ。

”バイクでこけても穴開かない!”
と、部活の先輩にだまされ?・・・でも実際、新品の頃は分厚く、重く、
コットンなのに雨すらはじく目の詰まり方をしてた。
ので、未だに表地には”すり切れ”がほとんど無く・・・ホントだったのかな?

まだまだ付き合いは続きそうな。


2010年1月16日土曜日

金額じゃない予算審議

"GDP以外の豊かさの指標は?"
というtwitter 上の問いかけに、
反応しようとしたら、
またつい飛躍してしまい、
ズレたリプライを(^^;。

"豊かさ"・・・金じゃないよね?
でも、昨今は何でも金額に置換る。
一見、判りやすく見えるけど、
金の価値なんて、世間の気分で
簡単に変わってしまう。

そんなモノに頼って、
いろんな事を判断してしまうから、
豊かさに、愚かさに気づけない、
のでは、と考えた。

いっそ、今金額で議論されている、
"予算"なんてモノを、
全て"実物の量"で計上したら
どうだろう?

例えば、ダム建設。
"伐採木 何万トン、削土 何百万トン"
"コンクリート 何百万トン"
"道路直し アスファルト何百万トン"
"建機何百機 燃料何千トン"
・・・。

"燃料何百トンは、見積りが甘い!"
とか、
"A社なら、掘削土が何百トン減る"
なんて議論にして。

一声"何兆円"て言われるより、
生々しく感じるのです。
本当にそれだけの物が変貌する。

ナニゴトかに"必要"なのは、
"量"
であって、カネではないのだから、
壊して作るその"量"を前に、
本当に要るの?
が見えてくる・・・かな、と。

んで、公式な議論は全て
"量"で行って決める。
カネで枠どりはしないで、
その"量"だけのカネがなければ、
でも必要なのなら時間をかける。
とか。

んで、"カネが従"なコンセンサスが
出来たとき、金額ではない
実体に近いイメージが。

その時、何かが変わる!と、
ま、いいな。
夢想ですが。
どうだろう?

2010年1月13日水曜日

造ったからには、しっかり大事に使いましょう。

この週末、東京湾アクアラインの”海ほたる”まで、バイクの充電がてら行ってきました。
すごい景色。
横浜ランドマークタワー、ベイブリッジ、羽田空港、
六本木ヒルズ、幕張新都心、
姉ケ崎発電所、君津製鉄所、扇島・・・
東京湾を囲む、メガコンストラクションが一目で見渡せます。
そして、海ほたる自身が、完全な人工島。

この、巨大で、徹底的に人工物で埋め尽くした景色に思いを馳せたら、
”だって、造っちゃったんだもんね”って。
”だったら、しっかり使お、大事に使おうよ!”
って、思ってしまいました。

きっと、海にも、このコンクリートを生んだ山にも、
おっきなインパクトがあったはず。
だったら、しっかり、大事に、使い倒してあげないと。
”別に造った方が安いから”とか、
”経済的にどうたら、こうたら”
なんて理屈で、
無駄にして欲しくない。

お金なんて、
世の中の気分で価値がどんどん変わってしまうけど、
コンクリート1トンの石灰は、1トンの石灰の価値。
変わらない。
お金ではなく、そのモノの、素材への責任を感じて、
モノを造る。

そうしたら、”必要なもの”は、インパクトが大きくても、
しっかり、大事に造る。使う。
あんまり必要じゃないもの、は、
再生可能な、インパクトの少ないもの、木や革や、紙やなんかで造る。
なんてのが、いいのかも。

必要もない人に、必要だと言って、無理に売りつけて、
金儲けするモノ造りは、そろそろ休憩に・・・?

”マスプロダクション”のモノツクリで、
メシをいただいているので、自己矛盾している・・・かな?




2010年1月2日土曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
昨年は、如何でしたでしょうか?
自身、友人、家族にも、いろいろ起きて、怒濤の速度で過ぎ去って行ったような気がします。
さて、今年は如何に?
もう少し、しっかり、丁寧に過ごせるといいな、と思っています。

皆様は、如何でしょうか?

本年も、宜しくお願い申し上げます。