昨日、昼食に、いつもの駅近くのお店に行った時の事。
朝方に、バイクで伺う用事があったのですが、渋滞で思いの外時間がかかり、
”バイクで直接駅に向かおう!”
という事に。
何とか、ランチタイム終了の40分前には駅前エリアに着けました。
”余裕で間に合ったねぇ”
と思っていたら...。
バイクを停める場所が無い!
それから20分、狭い駅前エリア内を、大型バイク2台でうろうろグルグル。
結局、唯一あった、入り口ゲート式の駐車場に、2台並べて”車”の様に装い、
ある意味機械を騙して入場、なんとか間に合いました。
いやはや...。
思い返してみると、バイクに乗り始めた頃は、駅でバイクを停めるのに
困った事なんて無かったなぁ。
北海道では、終電後の駅に、バイク乗り、自転車乗り、徒歩旅のみんなが寄って来て、
安全にほっとしながら、一夜を過ごしたりしてましたね。
今は、4輪の駐車場こそ増えているものの、自転車は厄介者、
バイクなんか存在すら否定されている雰囲気だし、
終電がくればさっさとシャッターを降ろして、夜露をしのぐ場所もない。
”駅”には、その鉄道の乗降機能、その相乗効果を得る為の商店エリア、
だけではない本来機能があると思います。
”様々な移動...旅の「交差点」であり、旅の途中のほっとできる「屋根下」である事”
頑強な交通機関である鉄道、柔軟な公共交通であるバス・タクシーの基点に、
他の交通手段である車、バイク、自転車、徒歩も
「ちゃんと立ち寄れる”ステーション”である」
のは、理想でしかないでしょうか?
離れた場所から訪れ、通過するヒト・モノ・コトが、一同に会するから、
駅は面白かったし、ヒトが集まったんじゃないかなぁ。
土地面積あたりの売り上げは低いかもしれないけど、
しっかり”移動体”たちが集まれる場所を作れないものかなぁ。
結果、立ち寄る...頼るヒトがしっかり付くと思うんだけど。
などと、ぼんやり。