2012年3月26日月曜日

支援のカタチ、お金

東日本大震災、その支援のカタチについて、
思う所千々乱れているような印象の最近です。

広範囲なんです。
きっと、状況は一面的ではないのかな?と。
未だに、昨年3月から進展が少なく、無償かつパワーの支援を要する場所もあり、
片付けが済み、
生活、経済の再生が課題の場所も在り。

ただ、確実に言えるのは、
被災エリアには、本来あった筈のマネーフローが喪失している事。
エリア内で、以前は健全に流通していた”お金”が失われている。

義捐金ではなくて、ちゃんとビジネスの対価、労働の対価として
流通するお金が戻らないと、生活圏、としての再生にならない。
でも、個人では....

先日、今現在も活動中の石巻牡鹿ボランティアの皆さんが、
ボラ活動で使用中のコピー機のトナーが無くなりそう、
とのことで、ツイッター上に支援要請が上がりました。

支援の為に使う物資。でも、その為に使うお金が、
普通に東京や非被災地に落ちてしまうのは、少額とはいえなんとも惜しい!
僅かでも、それも被災エリア内で流れて欲しい!

探してみたら、イエローページ的に、石巻のトナー業者さんの電話番号が
インターネットで見つかり。
ネット環境の準備は特に無いようだったので、平日を待って電話。
極めて気持ちよく対応いただけました。
併せて、現地の現状も伺って。
現地の業者さんに、電話でお話して、支援先に送る物資の発注、
できるんです。
「こちらから送金するので、どこそこに送れませんか?」
って。

もし、被災地への物資支援をする機会に関わった際、それを
現地の業者さんから買う事、ちょっとだけ手間ですけど、
本来の復興への道程として、ご一考されませんか?
の提案です。

今までに、支援物資購入にお付き合いいただけた”現地の企業”さん。


今、再興の為奮闘中の、仮設商店街の皆さんなんかも、
お願いできるのかなぁ...と、漠然と考え中です。