2012年9月16日日曜日

駅を、より”駅”にしませんか?

昨日、昼食に、いつもの駅近くのお店に行った時の事。

朝方に、バイクで伺う用事があったのですが、渋滞で思いの外時間がかかり、
”バイクで直接駅に向かおう!”
という事に。

何とか、ランチタイム終了の40分前には駅前エリアに着けました。
”余裕で間に合ったねぇ”
と思っていたら...。

バイクを停める場所が無い!

それから20分、狭い駅前エリア内を、大型バイク2台でうろうろグルグル。
結局、唯一あった、入り口ゲート式の駐車場に、2台並べて”車”の様に装い、
ある意味機械を騙して入場、なんとか間に合いました。

いやはや...。

思い返してみると、バイクに乗り始めた頃は、駅でバイクを停めるのに
困った事なんて無かったなぁ。
北海道では、終電後の駅に、バイク乗り、自転車乗り、徒歩旅のみんなが寄って来て、
安全にほっとしながら、一夜を過ごしたりしてましたね。

今は、4輪の駐車場こそ増えているものの、自転車は厄介者、
バイクなんか存在すら否定されている雰囲気だし、
終電がくればさっさとシャッターを降ろして、夜露をしのぐ場所もない。

”駅”には、その鉄道の乗降機能、その相乗効果を得る為の商店エリア、
だけではない本来機能があると思います。

”様々な移動...旅の「交差点」であり、旅の途中のほっとできる「屋根下」である事”

頑強な交通機関である鉄道、柔軟な公共交通であるバス・タクシーの基点に、
他の交通手段である車、バイク、自転車、徒歩も
「ちゃんと立ち寄れる”ステーション”である」
のは、理想でしかないでしょうか?

離れた場所から訪れ、通過するヒト・モノ・コトが、一同に会するから、
駅は面白かったし、ヒトが集まったんじゃないかなぁ。

土地面積あたりの売り上げは低いかもしれないけど、
しっかり”移動体”たちが集まれる場所を作れないものかなぁ。

結果、立ち寄る...頼るヒトがしっかり付くと思うんだけど。

などと、ぼんやり。