”好きな事は仕事にしない方がいいよ”
とは、
自分が就職したバブル余韻(弾けた直後)の頃、
よく社会の先輩方から訳知り顔で云われた台詞。
ま、真意はいろいろ在るんだろうけど。
生い立ちや、環境や、性格や、そもそも指向や、
みんな違うので普遍的な答えなんか無いのでは?
が、
冒頭の台詞に対する今の答え。
...だけでは身も蓋も無いので、もうちょっと想いを。
好きな事を仕事に選んで、
そこに潜む好きじゃない現実も見て、
手も下して、塗れて、
それでも好きで居て、
その好きな事で世を、誰かをシアワセに。
...している人は、大人、だなぁ、と。
ハナから好きな人、
後から好きになる人、
そこに差は無くて、
深さ、広さ、なのかな。
なんて、いろいろ考えてしまいました。
この本は総じて痛快!!
紆余曲折あっても、しっかり考えて、
成功にたどり着く物語は気持ちいいですね!
作中に出てくる、様々な人々との
思いやりのキャッチボールも素敵です。
伝説の”タミヤの零戦”、やっぱり作って見ようかなぁ。
(プラモ苦手で、素組で終わっちゃうんだけど(苦笑))