●"仕事の効率化を図りなさい"
なんて指示が、恒常的に出るようになって久しいこの頃。
限られた予算・人員・時間の中で、如何に、
すべてが潤沢だった頃のように
多くのアウトプットをするか。
結局、
"無駄な仕事はしない"、"最小の手間で最大の刈り取り"
なんてアプローチになり、いかに
”作業を減らす”か、”時間をかけない”か、
に腐心することになる。
しかし・・・。
●仕事で、もっとも時間と手間のかかっている部分は、
”思い違いでトラブりかけた関係の修復”とか、
”態度の硬化した相手の説得”とか、
”意図伝達もれした相手へのフォローアップ”とか・・・
コミュニケーションに関わる部分に思えてならない。
”作業を減らす・時間をかけない”が、
”手間を抜く・ココロを配らない”になっていないか?
●仕事は一人ではでき無いもの。
同僚、他部署、取引先、お客様、エトセトラ。
時間も、リソーセスも限られている今こそ、
より”心を配り”、”気を遣い”、
相手を想って(想像力を絞って)するのが本当のシゴトでは・・・。
●”後行程に未完の仕事、不備なシゴトを送らない”
これが、現在の、我が職場で定義された業務の正義。
極めて正しい。
しかし、現実は、
”些細な不備で前行程を責め立てる主義”、の、
口実になりつつある気配。
工程間で会話も無く、送られてきた業務だけ観て、責める理由を探し出す。
”責任追求”、”釈明会議”、”対策会議”、”フォロー会議”・・・。
”あれ、なんでXXなってるの?”、”ごめん!△△だった!すぐ直す!”
1分で済むのに。
結果に到達する時間、クオリティにかけられる余力。本当に”シゴトシテル”のは・・・?
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