2010年2月28日日曜日

ちりも積もれば。

昨日、ラジオで、東急ハンズのハナシを聞いてました。
”誰もが欲しがるというニーズではなく、
少数の人たちの、少しのニーズが集まって、30年続いてきたお店”
なのだそうです。
なので、メガヒットを狙った品揃えは考えてない。
個人の、”えっ?””普通そんな・・・”というニーズに応えるのが、
彼らの存在意義になっている、と考えているそうです。

例えば、
”食材は切れるけど、子供の手は切れないナイフは無いですか?”
肉が切れるんだから、当然手も切れるでしょ?ありえない!
とは考えず、そのニーズを実現するのは?という発想で、
仕入れ、というより商品開発してしまう。

必ずしも、ニーズに応えられるわけでは無いらしいけど、
先ずはアクションしてみるそうです。
特別、社内ルールがある訳でも無いそうですが。

”屋上で星を見る為に、ヘリコプターのコックピットが欲しい・・・”
なんてリクエストもあったそうで。

小さいニーズでも、”欲しい人は必ず複数いる”んだとか。
だから、ちゃんとビジネスにはなる。

メジャー、マス、マーケットシェア、そしてプライスリーダー・・・
なんかを狙わなくても、
個々の小さいニーズに丁寧に応対し、それを集める事で、
立派にやってる大きな企業があるんだ。

ということに、なんだか安心しました。




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