2015年10月4日日曜日

【本】失敗学のすすめ 畑村洋太郎 著 講談社文庫

やっと読みました〜。

やはり、
”話題になるとすぐには読まない天邪鬼”
が邪魔をしますね。


タイトルの通り、
事故調、などの失敗に対する対峙の仕方などに繋がる
「失敗というものへの探求」、
原因主義で追うべき「良い失敗」
と、
責任を追及すべき「悪い失敗」
の違いなど、
さすがのなるほど知識追加。
ふむふむ。

ですが、それ以上に惹かれたのは、
ものづくり...というより、
「仕事」ってものに対しての記述。

”必要なのは決められた課題に解を出すことではなく、
何よりもまず課題を自分で設定する力”

”成熟期以降の経験しかない視野で、
「効率化」の名の下にマニュアル化を徹底し、
結果思考停止を招き
「痩せていく」”

など、
普段感じていて、
でも言語化できていなかったところを
より高度に解析されていた部分でしょうか。

社会人初心者...少し”齧った”くらいの頃に、
一度読んで置くと面白いかもしれないですね。

”...致命的な失敗を起こさせない為には、
上司の力量を見極めておく必要もあります。
その人がダメ上司かどうかを判断し、
問題ありの場合は...”

ひえええ...自戒自戒(^^;;;;;。

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062103466

0 件のコメント:

コメントを投稿