2010年1月13日水曜日

造ったからには、しっかり大事に使いましょう。

この週末、東京湾アクアラインの”海ほたる”まで、バイクの充電がてら行ってきました。
すごい景色。
横浜ランドマークタワー、ベイブリッジ、羽田空港、
六本木ヒルズ、幕張新都心、
姉ケ崎発電所、君津製鉄所、扇島・・・
東京湾を囲む、メガコンストラクションが一目で見渡せます。
そして、海ほたる自身が、完全な人工島。

この、巨大で、徹底的に人工物で埋め尽くした景色に思いを馳せたら、
”だって、造っちゃったんだもんね”って。
”だったら、しっかり使お、大事に使おうよ!”
って、思ってしまいました。

きっと、海にも、このコンクリートを生んだ山にも、
おっきなインパクトがあったはず。
だったら、しっかり、大事に、使い倒してあげないと。
”別に造った方が安いから”とか、
”経済的にどうたら、こうたら”
なんて理屈で、
無駄にして欲しくない。

お金なんて、
世の中の気分で価値がどんどん変わってしまうけど、
コンクリート1トンの石灰は、1トンの石灰の価値。
変わらない。
お金ではなく、そのモノの、素材への責任を感じて、
モノを造る。

そうしたら、”必要なもの”は、インパクトが大きくても、
しっかり、大事に造る。使う。
あんまり必要じゃないもの、は、
再生可能な、インパクトの少ないもの、木や革や、紙やなんかで造る。
なんてのが、いいのかも。

必要もない人に、必要だと言って、無理に売りつけて、
金儲けするモノ造りは、そろそろ休憩に・・・?

”マスプロダクション”のモノツクリで、
メシをいただいているので、自己矛盾している・・・かな?




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