この本を読んでいる途中で珈琲が飲みたくなり、
豆を挽きました。
シンプルな調整ネジ付きのミルなのですが、
見事に望みの粗さとはかけ離れた挽き上がり。
...この粗さなら、水の量を減らそう...。
この感覚で良いんだよなぁ。
べつにいい加減に手を抜いた訳ではなく
調整も考えて、
ちゃんとセットした上での挽き上がり。
もちろん、例えば私が喫茶店主で、
お客様に出すモノであれば
NG。
でも、
自分を自分で望みの”挽き上がり”にする事は、
やっぱり全然できてこなくて、
挽き直す豆もなくて生きて来て。
キチンと望み通りの挽き加減で生きられる事は
素晴らしいと心底思います。素直に。
でも、望まない挽き加減になっちゃった豆を前に、
美味しく飲むお湯の量、温度、ドリップの仕方は
いくらでもある、と。
島田さんのそれのひとつが
「本を出す」
ひとになる、事だったんだろうなぁ...などと。
テンポが良くて、”すっと入る”楽しい本でした。
「泣き上戸」な面が共感できるから?
あっという間に読了(笑)。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3174
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