引き続き、今回の訪問全写真はこちら。
石巻に。
石巻赤十字病院 数年前に、市街の中心だった沿岸地区から、現在の場所へ。 「不便になった」と、地域から大不評だったそうですが、 以前の場所は津波で壊滅。石巻〜北上川以南で唯一の医療拠点に。 何が幸いするか... |
石巻 門脇?住宅街 海岸線から数キロ内陸の、東京のイメージだと多摩地区のような、 ベッドタウンな住宅街。まさか津波が...との思いと、 居住人口の多さで被害が大きかったそうです。 |
NHKスペシャルでも紹介された、液状化+津波でひっくり返ったビル達。
女川市街 海沿いで、駅の近くにコンビニがあって、 バイクで来た時にトイレを借りて...全く判りません。 |
ビルの、高い階に車が刺さっていて、 しかも窓が曇ってて... ...どうにも近づけず、機材も無く... 様々な悲劇が繰り広げられていたそうです。 |
復興町づくりの会の方に搬入しました。
「”石巻 川開き祭り”で早速使います!」
と喜んでもらいました。役にたっていたらいいな。
宿に向かう途中、寄った石巻・渡波地区のイオンの駐車場で、通りすがりのオジサンが、
「...なんも無(ね)。裸一貫だ。裸...」
宿は、奇跡的?に、家屋倒壊も人身被害も無かった、牡鹿半島の新山浜に。
気っ風の良い女将さんと、手伝いのお母さんが素敵で、
はち切れそうな料理と生ビールで大歓待を受けました。
新山浜 地元の方の発音だと”ニヤマ”に聞こえます。 |
宿の裏手に可愛い祠が。 |
乳幼児と小学生の孫二人を両腕に掴まらせて...。
途中、小学生の孫がはぐれて流れしまい、もう一人の孫と必死で角材に掴まったら、
角材が運良く無事な家に回り込んで、九死に一生を得たそうです。
新山浜の社 丁度ここの高さまで津波が来たそうです。 浜の社が高いのは、津波の時はここまで逃げろ...という意味もあるとか。 |
幸い、流されてしまった小学生の孫も、漂流物を乗り換えながら、
無事に別の場所に流れ着いて無事だったそうです。
よかった。
米軍”トモダチ作戦”のヘリポート跡。 不足物資の意思疎通は身振り手振りで、滑稽なのもあってね、と笑ってました。 「トイレットペーパーがねぇ...」 さすがに港と船は全滅だったそうです。 沖出しするか、山に逃げるか、でも後者で正解だったと。 |
新山浜 被害が少なかったとはいえ、破壊力を感じます。 でも、この浜は、過去幾多の津波でも無事な浜だとか。 |
今日は牡鹿半島内に。
(続)
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